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コラム6「ドライフード」と「手作り食」白鳥良美

ドライフードは一般的に、ドライフードと水だけで良いという事になっていますが本当でしょうか?

最近では良質な原材料を使ったフードも多くなってきていますが、ドライフードは作る過程でも貯蔵している間もビタミンやミネラルが失われて行きますのでもちろん加工後に添加はしますが、完全な栄養食かというと疑問を感じます。

原材料を良質にしても、加工過程で失われてしまう酵素、水不足の問題は無くなりません。

酵素とは体の中出作られる二種類の酵素、食べ物に含まれる酵素があり、健康を維持するために大切なものとして注目され始めています。
人間の医療でも使われ始めているそうです。

ドライフード自体に水分が10%しか含まれず、ペットは水を飲みますがその量はだいたい決まっていてしかも飲む水は細胞などに行き渡らず、すくに体外に出てしまいます。
そのためペット達の体はかる~い脱水状態です。

生の食材には、酵素も水分も体に吸収しやすい形で含まれています。
ですので、おやつににんじんやきゅうりのスティックをあげてみたり、野菜の消化を良くするのに一番良いのはフードプロセッサーで、火を通したほうが吸収が良くなる栄養素もありそうしてあげると良いと思います。

ですが、あげる時には必ずフードプロセッサーにかけろとか火を通せと言うつもりはありません。
もちろん時間に余裕のある方などはしてあげると良いと思いますが、歯ごたえが好きな子がいるかも知れません、飼主さまが忙しい場合それほど手がかけられなかったりする時もあると思います。

ですので、無理せず出来そうな事から始めてみてはいかがでしょうか???