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コラム2 「私と犬の出会い-2」堀毛 麻子

私は猫も大好きですが、猫の話は山口さんや白鳥さんにお任せして、私は犬の話で突っ走りたいと思います。
どこで読んだか忘れてしまいましたが、前にこういう文章を読んだ事がありました。

『子供が産まれたら犬を飼うといい。

子供が赤ちゃんのとき、犬は赤ちゃんを守り、

子供が成長すると、犬はよき遊び相手になり、

子供が思春期になると、犬は自らの命をもって命の尊さを教えてくれる。』

なるほどなぁ、と思いました。

犬の素晴らしさって、何て説明したらいいのでしょう。

個体差はあるけれど、みんな秘めた力を持っているような気がします。

後はそれを人間がいかに引き出してあげるか、のような。

犬は人間に仕事を与えられて、唯一喜んで動く動物なんですって。

これを知った時、はっとしたと同時にすごく感動しました。

犬独特のあの目は、いつも何かを待っていて、望んでいる。

必要とされていたいのです。(それがおやつの場合も多々ありますが…)

長い長い歴史の中で、人と一緒に働いてきた犬たち。

我が家のゴールデンはやっぱり水に入るのが好きだし、コッカーは鳥を見ると追いかけたがる。

こういう本能は、はるか昔から築かれてきたのですね。

ならば仕事を与えよう!という事で、もちろん狩りなんてできないですから、我が家のコッカー「福ちゃん」と、訓練教室に通う事に決めたのです。

先は長~い道のりですが、これから犬のトレーニングについても書いていきたいと思っていますので、お楽しみに☆

コラム 1 「私と犬の出会い-1」堀毛 麻子

HPリニューアルにあたり、それぞれがコラムを書いていくことになりました。
第1回目は私、堀毛麻子が担当します。
今回は初回なので、私と犬の出会いをお話しいたいと思います。

私が初めて犬を「犬」として意識したのは、幼稚園の頃です。今でも鮮明に覚えています。

幼稚園バスを待っている私たちの輪に、突然「ドン」とういう名で知られている真っ黒の中型犬が近づいてきました。ドンはメスの雑種犬で、小さい私たちにとってはとても巨大な四つ足動物で見た目も恐く、みんなが恐れていました。

そのドンが、なぜか私の方へ一直線に向かってやって来たのです。私は全身凍りつき、いてもたってもいられなくなり、思いっきり全力疾走しました。

そりゃあもちろんドンも走ります。 私より数倍も早く。

結局追いつかれて泣きじゃくる私のそばをしばらくウロウロし、ドンはいなくなりました。私は襲われなかった事にきょとんとし、その後不思議とドンの事を嫌いになることはありませんでした。

今思えば、ドンはただ挨拶に来て遊びたかっただけだと分かります。
ドンは決して恐い犬ではなかったのです。

その後ドンは数頭仔犬を産みました。社宅住まいだった私は説得もむなしく、ドンの仔犬をもらえずに終わりました。

これが、私と犬を初めてつないだハナシ。
そしてその後も多数の引越しにより、飼えない環境は続きます。

そしてそれから十数年。今、犬という生き物は私にとってなくてはならない存在となり、その分悩みや喜び、思いは募るばかりです。

次回からはその様々な事に焦点を当てて、時には真面目に、時には楽しく書いていくつもりです。